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家庭とは 家庭教育手帳をご活用ください | 城陽市

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Academic year: 2018

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全文

(1)

生涯、ずっと生き続ける。

●子どもたちのいちばんの願い、それは何だと思いますか?

●自分を大切にできないならば、子どもを大切にすることもできない。

●子育ては母親の仕事、そう思っているお父さんは要注意。

●話せばわかるとは限らないが、話さなければもっとわからない。

●前向きな親の姿は、きっと子どもに届いている。

●あなたの生き方が、子どもへの最高の教育になる。

●家庭教育に関する国際比較調査について

(2)

1 .家庭とは?

 「あなたの家庭にもっと望むことがあるか」と子ども たちに聞いたところ、どの年代の子どもでもいちばん多 かった答えは「家族のみんなが楽しく過ごす」でした。 そんな当たり前のことを子どもたちが願わざるを得ない 現実を、親として真剣に受け止めたいものです。  必要なモノさえ与えていれば子どもは育つ、と思えた 時代もありましたが、いまや心安らぐ楽しい家庭は家族 が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。  子どものために、自分のために、もう一度家庭を見つ め直してみましょう。

子どもたちのいちばんの願い、

それは何だと思いますか?

安らぎのある楽しい家庭をつくる

安らぎのある楽しい家庭をつくる

(3)

 子育ては大事ですが、一日中、わき目もふらずに集中し ていては疲れてしまいます。親のイライラは、子どもにも伝 わっていくものです。

 大変な子育てだからこそ、自分の時間をつくり、心を健 康に保つことが大切です。夫婦で助け合ったり、子育てサ ポーターや子育てネットワークといった育児を手伝う仲間 や仕組みを活用したりして、リフレッシュする時間をつく りましょう。

 また、ひとりで悩まずに、家庭教育相談・保健所・保健セン ター・児童相談所などにも勇気を出して相談してみましょう。 幼稚園や認定こども園(※)でも、園に通っていない子ど もも対象として子育て支援活動をしています。具体的な取 組は園によって異なりますので、まずは気軽に園にたずね てみませんか。

 親が幸せで笑顔でいる家庭でこそ、子どもも幸せを感じ られます。

※認定こども園とは・・・

 平成18年10月より始まった制度で、幼稚園、保育所等 のうち、以下の機能を備えるものを都道府県が「認定こど も園」として認定した施設です。

① 教育及び保育を一体的に提供

② 地域における子育て支援の実施

  認 定 こ ど も 園 に 関 す る 情 報 は 、 認 定 こ ど も 園 H P

(http://www.youho.go.jp)でもご覧になれます。

親の笑顔が子どもの笑顔をつくる

(4)

1 .家庭とは?

子育ては母親の仕事、

そう思っているお父さんは要注意。

 妊娠中は、つわりがあったり、おなかが大きくなり動きが制限 されたり、また、気持ちも不安定になりやすいので、父親がしっ かりサポートすることが大切です。この時期は、父親・母親とな るための心の準備をする大切な時期でもあり、お互いに支え合う ことが夫婦の絆を強くします。

 また、育児中も母親だけに子育ての責任がゆだねられ、家庭で の父親の存在感が薄いことが指摘されています。父親の家庭への 理解や協力がないままでは、母親の子育てに対する不安感や負担 感が増したり、母と子の関係が密着しすぎたりすることにつなが る心配があります。

 妊娠中から、父親がもっと家庭の中での役割を積極的に担い、 夫婦で子育てについてもよく話し合っていくことが大切です。  夫婦として親として、子育てを通して成長していきたいものです。

きずな

日頃の生活であること(配偶者の理解度別)

子どもの様子を見ていると、 つい不安になることがある

よく理解している ぜんぜん理解していない 子どもを思わず

たたいてしまう

0 20 40 60 80 100(%)

子どもの態度に イライラする 子どもを感情的に

叱ってしまう 75.1 88.6

71.6 86.9

50.2 67.3

38.2 56.3

(注)首都圏、地方市部、地方郡部の幼稚園児・保育園児をもつ保護者6,131名 資料:「第3回子育て生活基本調査(幼児版)」(2008年)Benesse教育研究開発センター

(5)

!?

!?

(6)

1 .家庭とは?

1 .家庭とは?

 夫婦の間、親子の間での会話を増やしていくことが、 家庭づくりのすべての基礎になります。ほんとうは夫婦 で何でも話せる仲でありたいものです。

 子どもを新しい家族のメンバーとして迎えて、これか らどんな家庭を築いていこうか、どんな子育てをしよう かを夫婦で話し合いましょう。

 日々の会話を増やすには、できるだけ一緒に食事をし、 お互いにその日にあったことを話すとか、一緒に家事を したりスポーツをしたり、また地域のボランティア活動 に参加したりする、などの工夫をすることが大切です。

会話を増やし、家族の絆を深める

会話を増やし、家族の絆を深める

きずな

話せばわかるとは限らないが、

話さなければもっとわからない。

(7)
(8)

1 .家庭とは?

 ひとり親家庭や共働き家庭では、親が働きながら子育 てをするため、ゆっくりと子どもと接する時間が少なく なりがちです。しかし、子を思い、より良い将来に向か って努力する親の姿は、しっかりと子どもたちの心に響 いているはずです。

 また、さまざまな悩みなどは、ひとりで抱え込まず、親 類や友人の協力を得たり、地域の相談窓口や子育てサ ポーターや子育てネットワークといった、子育てを応援・ サポートしてくれるシステムなどを積極的に活用したり しましょう。

前向きな親の姿は、

きっと子どもに届いている。

ひとりで悩まず、前向きに子育てしよう

ひとりで悩まず、前向きに子育てしよう

(9)

 これまでは勤勉で従順な人が社会から求められましたが、 これからは問題を解決するために自分で考え、工夫し、 行動する、勇気ある社会人が求められます。

 自分の会社の利益だけでなく、家庭や地域、そして社 会全体にまで目を配り積極的にかかわれる人に育てるた めに、まず親自身がその大切さを理解し、努力・挑戦す ることが大切です。

より良い社会をつくる努力を子どもに見せる

より良い社会をつくる努力を子どもに見せる

(10)

1 .家庭とは?

家庭教育に関する国際比較調査について

独立行政法人国立女性教育会館では、日本および諸外国の家庭・家族の変化、家庭教育の実態、 親の意識等を調査し、現代日本の家庭教育の特色や課題を明らかにするため、平成16年度・17 年度に「家庭教育に関する国際比較調査」を行いました。

ア メ リ カ

フ ラ ン ス

スウェーデン

4. 4回

4. 1

6. 3

5. 5

6. 2

5 . 4

8.0 時間

6.0

4.0

2.0

0.0 3.1

41.3 50

40

20 15.5

49.0

26.4 17.815.8

37.2 32.6

36.9

24.3 44.7

39.0 7.6

2.8 7.1

5.9 7.1

4.6 7.1

父親

日本 韓国 タイ アメリカ フランス スウェーデン

母親

父親 母親

3.8 5.7

4.6 5.8

(対象国:日本、韓国、タイ、アメリカ、フランス、スウェーデン)

家族で夕食をとる頻度が韓国に次いで少ない

平日1日に子どもと一緒に過ごす時間(寝ている時間除く)  ∼父親は少なく、 母親は多い∼

子育て上での悩みや問題点 ∼「子どもと接する時間が短い」と悩んでいる親の割合∼ 週 1 回 週 2 回 週 3 回 週 4 回 週 5 回

週 6 回 週 0 回

週 7 回 無回答平均

(注)12歳以下の子どもと同居している親、あるいはそれに相当する人、各国約1, 000人を対象に調査 資料:「平成16年度・17年度家庭教育に関する国際比較調査」 国立女性教育会館

参照

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